







先日、もう何年もの付き合いになるオタク仲間と飲む機会があったのだが、その際に、「ブログの文脈を読む人は少なくなった」という話をした。 世代的に、テキストサイト最盛期やブログ黎明期を生きたため、そのサイトにおける文脈というものは、当たり前のように読んで楽しむものであった。文脈、つまりはコンテキストだ。「このサイトにはこう…
晩年のIEに思いを馳せる
昨年くらいから多くのプロダクトでIE11のサポート終了が盛んになり、今年はIE11自体がサポートを来年終了することを発表したり、Google検索のIEサポート終了があったり、1つ大きな時代の節目のようなものを感じる1年でした。 IEは最盛期は95%近くのシェアを占めていたそうですが、2021/10時点のデータではIEのシェアはPCで4%程度とやはりだいぶシェアも落ちてきた印象もあるし、そもそも昨今はスマホブラウザの流入が多いプロダクトなんかではIE対応自体ほとんどやってなかったという方も多いのかもしれません。

ウディ・アレンの新作は葬られるべきか|村山章
ウディ・アレンの最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の日本公開が近づいてきた。ここ数年のアレンは、養女に対する幼児虐待疑惑が再燃したことで、ハリウッドから追放されたも同然の状況が続いている。映画ライター的にも何かしらの立ち位置を表明しないといけない段階になっている気がするので、もう迷いをそのまま書く。いや、迷った人間が書きながら考える。 ******* もう長いこと、ウディ・アレンとどう向き合うべきなのか考えあぐねている。ここ数日も、アレンがいまだに渦中にいる1992年の幼女性的虐待疑惑について延々とリサーチしていた。今の状況下において、この件をスルーしたままアレンのことを語

ファクトチェックの限界とAI汚染の加速 「確かめる気はない」が最多の現状での対策は【情報インテグリティ】
ファクトチェックの記事数は2025年に激増したが、伸びしろは限定的。一方で情報環境はAIの影響もあり悪化が加速している。4月2日に開かれた情報インテグリティシンポジウムで、日本ファクトチェックセンター(JFC)編集長の古田大輔が報告した日本の偽・誤情報の現状と今後について、文字起こしをしました。 読みやすさのために一部編集しています。動画は最後に埋め込んでいます。 日本ファクトチェックセンターの検証記事は2年で倍増 日本ファクトチェックセンター(JFC)編集長の古田大輔です。今日は「広がり始めたファクトチェックと悪化する情報環境」というテーマでお話しします。 まず、JFCのファクトチェックの数です。2022年の10月にローンチして、2023年から見ていくと、昨年は2倍以上に増えています。1年目が173本、2年目が330本、3年目が365本。これは、偽情報が増えたという意味ではありません。 ファクトチェック記事が増えたのは、我々の能力が増したということです。 ただ、2024年から2025年は10.6%しか伸びていません。我々の組織の規模感で言うと、月に3

リニューアルした日経電子版が高速すぎてヤバイ件|konpyu
日本経済新聞は国内を代表する経済誌だ。その電子版はwebでの継続課金を大成功させ、いまや50万以上の有料会員を擁するモンスターサイトだ。 その日経電子版が11月6日に全面リニューアルしたのだが、公開後、web業界がにわかにざわついた。表示速度が爆速だったのだ。日経公式もモバイルで2倍の表示速度を達成したと堂々と宣言していた。 webサービスは継続率こそ神KPIで、その継続率には速度が大きく影響する。 これはチェキらないとヤバイと感じ、友人のkitakさんとスピードの秘密を調査してみた。 Fastlyをコンテンツキャッシュに使う 殆どのデータはFastlyを経由し

[特別寄稿]2024年 年末のご挨拶日本のBlueskyコミュニティの皆さまへ - Jay Graber | Nighthaven⛺︎
「ブルスコ、アドベントのカレンダー2024」の特別企画として、Bluesky PBCのCEOであるジェイ・グレイバーさんから、日本のBlueskyコミュニティの皆さまへ心温まるメッセージをいただきました。今年のBlueskyと日本コミュニティの歩み、そして来年への抱負について語られた内容を日本語訳でお届けします。 原文はこちら 2024年 年末のご挨拶 日本のBlueskyコミュニティの皆さまへ 2024年が終わりに近づく中、今年皆さまとともに歩んできた素晴らしい旅路を振り返ることに胸が高鳴っています。Blueskyが活気ある場として成長できたのは、ひとえに皆さまのご支援のおかげです。...
ノベルゲームを作ろうと思ったら15年かかった話・【第1話】制作前夜①「弟切草」〜サウンドノベルとの出会い〜|落柿(Rakushi)
これは、サウンドノベルの持つ魅力に取り憑かれ、「自分でもノベルゲームを作ってみたい」という思いを抱き、終わりのないゲーム制作に足を踏み入れた1人の個人ゲーム制作者の物語である。 「おい落柿! 新しいゲームを買ってきたぞ!」 1992年3月。 高校生だった落柿の(らくし)のもとに兄が飛び込んできた。 手には1本のゲームソフトがある。直方体の真新しい箱──スーパーファミコン──SFCのソフトだ。 「へえ、どんなの買ってきたの?」 落柿はワクワクとした気持ちで落柿の兄(以下「柿兄」)からそのソフトを受け取った。なんだかおどろおどろしい題字がSFCの縦長のパッケージに縦書きで書かれている

テセウスの船 - nagata
部品の交換を続けると、元の船ではなくなるのか? トレードや入団・退団を繰り返したプロ野球チーム。10年前と同じ選手がいない球団。 水を飲み続ける自分。 アイデンティティと精神 物理オブジェクトは時間とともに変化する。 川は常に流れ続け、同じ川に足を踏み入れることはできない。 企業や組織にもいえる。 開発ディレクションチーム好きだけど、5年後、自分と被っていない人しかいなかったら、そのチームに対して

【クラロワ監督座談会】日本のオールスターチームには誰を入れたい?
2年目に突入したオンラインストラテジーゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』のプロリーグ「クラロワリーグ アジア」。2019年のシーズン1から、どのチームも監督を置かなければならないというレギュレーションが加わり、新たに監督として活動する選手が増えました。そこで、シーズン2が始まる直前に、日本チームの監督4人に集まってもらい、「監督の仕事や役割」について、座談会方式でざっくばらんに話をしていただきました。

「エウレカ」が米企業にバイアウトしたワケ 米巨大メディアは何を手に入れたかったのか
世界的IT企業IACによる日本発ベンチャー・エウレカのM&Aは、数あるスタートアップの中でも異例の快挙です。飛躍的な成長の裏にある“当たり前を愚直に貫く組織文化”やグローバル視点、起業家としての哲学とは――。世界を志す企業の戦略、その本質に迫ります。(このリード文はAIが作成しました)

西部の街もヒッピーコミューンも、人の集まりは所詮同じ~『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
タランティーノの新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見てきた。 www.youtube.com 舞台は1969年のハリウッド。人気テレビ西部劇の主役だったが、うまく映画に進出できずに最近落ち目のアクションスター、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、専属のスタントマン兼世話係で親友でもあるク…
AI Charter — Qobuz Community
はじめに 人工知能(AI)は、かつてないスピードで音楽業界を変革させています。AI生成コンテンツの急増と、それが引き起こす正当な懸念に直面し、Qobuzは透明性を選択しました。 この基本方針は、私たちがどのようにAIを活用し、どこに境界線を設け、ユーザーやチームに対してどのようなコミットメントを行うかという枠組みを定めるものです。 私たちの信念:AIは価値を増幅させるツールになり得ますが、人間の判断に代わるものではありません。Qobuzの本質は、これまでも、そしてこれからも「人間」にあります。それは、編集によるキュレーション、音楽的な専門知識、コンテンツ制作に表れています。
利用者‐会話:巽光太郎
最初はWikipediaというのは民主的なコミュニティによって運営されているのかと思っていましたが、コメント依頼や投稿ブロック依頼に関わって、実態は共産主義的で人治主義・情治主義的なコミュニティだったと気付かされた。方針・ガイドラインなどはあるようで、実際には特定の人物をターゲットにいじめるため、都合良く無視されたり拡大解釈され、「なんかこいつムカつくからブロックしちゃえ」的なノリで、適当にやっているようです。まあ、冷静に見てみればWikipediaの方針・ガイドラインなど矛盾だらけで、ルールなどあってないようなもの。1984年 (小説)の二重思考そのものではないですか。
エンジニアの一番の基礎体力はタイピングスピードだという話 - TechとPoemeの間
転職して8ヶ月ほどになるかと思うが,今年も新卒のメンターになる運びとなった. 今年も新卒のメンタリングをして改めて思うのは, エンジニアにとっていくつかある基礎体力のうち,一番最初に伸ばせるのに誰も本気で取り組まないのがタイピングスピードだということ だ. 日本のスポーツや武道の世界に「心技体」という言葉がある.競技を…

平成|dannna_o
この怪文書は2021年のアドベントカレンダーの10日目のアーティクルとして書かれています。 オチはありません。 自分にとって2021年はどういう年だったか? 一言で言えば「還暦」です。 嘘です。あと二年あります。 より正確に言えば「迫り来る還暦」 あるいは「忍び寄る還暦」「振り向けば還暦」「今そこにある還暦」 恐ろしい… 還暦といえば Re born ですよ。リボーン。 etoシステムのオーバーフローですよ。 ついこの間まで30代でお姉ちゃんのお尻ばかり追いかけていたと思ったのに、気がつけば老人界にデビューです。 先日は深酒した翌日に右足が痛くなり、それをかばって変な

自国に大きなマーケットを持たない国の生存戦略から学ぶ、レバレッジのかけ方とグローバルな思考|たつしむ(島田 達朗 / Tatsuro Shimada)
はじめに この文章を書き始めたときはアイルランドのダブリンにいた。 アイルランドはとても小さな国だが、首都のダブリンは世界のテック都市ランキングで12位にランクインしている都市だ。税制的な優遇があり、GoogleやFacebookの欧州拠点にもなっている。 現地のエンジニアの方々とAIやロボットをはじめとするテクノロジーやスタートアップについてディスカッションさせてもらったがとても刺激的だった。 日本を出て2ヶ月の間、実際に各地を訪れながら自分が感じたことや、見聞きしたことをまとめた自分の備忘録を兼ね一つのとして、アイルランドのように自国に大きなマーケットを持たない国(物理的

ブログにおける「文脈」の濃度設定、あるいは検索やSNSに強いサイトが失っていくもの jigowatt121.com/entry/2019/07/30/18221 "確かにそれはアクセス数という結果に繋がっていくが、同時に、古のサイト文化が培ってきた「サイトごとの文脈」を希薄にしてきたのである。検索に強くなればなるほど、SNSに強くなればなるほど、そのサイトが持つ文脈は細切れになっていく。" #個人サイト
ブログにおける「文脈」の濃度設定、あるいは検索やSNSに強いサイトが失っていくもの - ジゴワットレポート
www.jigowatt121.com